仏ルノーの技術者自殺問題 ゴーン社長が原因究明へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070306-00000013-fsi-bus_all
経営に往時の勢いがなくなりつつある日産自動車が、日本サッカー協会のサポート企業から抜けることになり、各方面に波紋を広げている。くしくも、同社は2007年3月期の連結営業利益を大幅に下方修正し、カルロス・ゴーン社長の就任以来、初の減益となる見通しだ。「ゴーン社長はサッカー好きで知られている。なのに、サッカー日本代表の支援企業から抜けるのだから、よほどの事情があるのだろう」(関係者)と同情の声も出ている。
【費用対効果】
企業として日本サッカー協会(=サッカー日本代表)などを支援する形態は3つに分かれている。
1つが日本代表選手の活動強化資金を提供し、ウエアなどに社名を入れる権利がもらえる「オフィシャルスポンサー」。キリンビールとキリンビバレッジの2社が契約しており、「キリンとキリンビバレッジは2007年4月から2015年3月まで8年間の長期契約を締結し、契約金総額は両社で240億円ともいわれている」(関係者)という。
選手にユニホームなどの道具を提供する「オフィシャルサプライヤー」はアディダスジャパン。こちらも「2015年までの8年間の契約金総額は160億円とされる」(同)。
最後が、物品提供によって支援する「サポーティングカンパニー」。日産のほか、日本航空、富士フイルム、ファミリーマート、クレディセゾンの5社が契約している。
こちらの契約額は「年間1億円程度」(同)とされ、日産の場合、オシム日本代表監督が使用するフーガ450GTスポーツパッケージ(車両本体価格567万円)なども提供している。
日産は2001年から6年間支援してきたが、3月末の期間満了以降は契約を更新しないことになった。同社は撤退理由を「サポーティングカンパニーという位置づけでは、日産が日本代表を応援している姿勢をサポーターに伝え切れなかったということ」(広報部)と説明している。
早い話、オフィシャルスポンサーほどは目立たないため、費用対効果が見込めない−ということのようだ。
【日産の苦境】
支援企業から降りても「(日産が親会社の)横浜Fマリノスを通じ、サッカーへの応援はできるし、ネーミングライツを持つ日産スタジアム(横浜市)で日本代表が試合をすることもあり、それを通じて代表サポーターには訴求できる」というのが日産の弁だが、サッカー界では日産の“財政的な事情”を指摘する声もある。
「Jリーグでは、親会社の業績によってチーム運営費が削られるケースも多い。マリノスでは昨年、年俸が高額だった岡田武史監督が退任した。今年は、Jリーグの中で最も年俸の安いクラスとされる監督を起用しており、日産本体は苦しいようだとみる向きもある」(関係者)
日産はゴーン体制下の2001年3月期以降、めざましい復活を遂げてきた。06年3月期の連結営業利益は8718億円となり、6年連続で過去最高益を更新した。
この勢いにかげりが見え始めたのが、昨年7月に発表された第1四半期決算。連結営業利益は前年同期比で、25.7%減の約1533億円となった。北米で発売した車種のエンジンの不具合で230億円を引き当てたほか、世界的な販売不振が響いた。
同10月に発表された中間決算の連結営業利益も同15.3%減の約3486億円となり、“ゴーン神話”の崩壊がささやかれた。
さらに2月2日に発表された第3四半期決算の席上、07年3月期通期の連結営業利益を当初予想の8800億円から7750億円に下方修正。ゴーン体制になって初めて減益見通しとなった。日産がサッカーの支援企業から撤退することが判明したのとほぼ同時期の下方修正だったため、余計に「日産の財政状況は大丈夫なのか」といった懸念を生むことになった。
ただ、自動車業界にはこんな声もある。
「そもそもゴーン社長の名を世に知らしめた01年3月期のV字回復マジックも、カラクリが分かればなんてことはない。前年に、工場閉鎖や早期退職割増金による損失を先取りし、最悪の決算にすれば、次の期以降は黙っていても業績は回復していく」(自動車業界アナリスト)
正念場を迎えているゴーン社長は、次にどんなマジックを繰り出してくるのだろうか…。
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[2007.03.06(
Tue) 15:52]
経済 |
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